「うん、ありがと。」 それからお金を払ってカフェを出た 「ねぇ―、いいじゃん。行こうよ―」 「ちょっと!やめてください!!」 えっ!? あれって雫?!! 「彼氏と来てるんです!!」 「えぇ―。そんな奴いねぇ―じゃん。」 そう言って雫の肩に手を置いた ――イラッ 「俺の彼女に何かよう?」 「龍!!」 男の手を雫の肩からはね除けた 「んだよ。マジで彼氏と来てたのかよ。」 そう言ってナンパの奴らは人混みに入っていった