日誌だって、唯一2人で居れる時間なのに俺はその時間さえ怖くて一緒に居れない だから雫が1人で書いている これからもずっと俺はこうして生きて行くのか……? ずっとずっと雫を想って…… 忘れられない人を想って…… 生きていくのか……? 時間がいくら経ったって、この気持ちは一向に消えることを知らなかった それどころか、雫を想う気持ちは強くなるばかりだった。 その間に、俺と雫が一緒に居れる時間は刻一刻と迫っていたのに……… 俺は気づいてなかったんだ……