「ごめん、帰って。」 半場無理やり龍たちを追い出した 咄嗟に龍の方を助けてしまったあたし お兄ちゃんからも冷たい視線を感じる 「チッ!」 「お兄ちゃん!」 舌打ちをして自分の部屋に入るお兄ちゃんを追いかけた お兄ちゃんに続いて部屋に入る 必要性のあるものしかないような、シンプルな部屋 最近入って無かったから変な感じがした ――ドカッ 不機嫌にベッドに座るお兄ちゃん ヤバい…… こう言う時のお兄ちゃんはヤバい……