王子嫌いなお姫サマ☆



雫が日誌を書いている間、ずっと左手を握っていた


そんな俺に対して、困ったような顔を向ける


「離す必要ねぇ―し。」



「……え」


「だって送って帰るつもりだから。」


「は!?」



「ほら。さっさと帰るぞ」


「え!ちょっと!!」


半場強制に雫の腕を引っ張り一緒に帰った


「ねぇ―逃げないから離して。」



さっきからそればっかり。


「……そんなに俺と手を繋ぐのイヤ?」



「べ、別にイヤじゃ……」


「え!?マジで?」



「ち、違っ!!今の無し!」