次の日、俺は放課後教室に残った
理由はただ一つ
日誌を書くために。
イヤ。雫と一緒にいるためにか…
「……佐倉。」
「…り…っ……藤宮。」
体をピクッとさせた俺を見た
あっ……
久しぶりに目があった……。
でもすぐに反らされる。
……当たり前か…。
「今日からは俺も一緒に日誌書くから。」
「えっ……」
余裕を見せるつもりだった
でもやっぱり内心はドッキドキだった
「……だっ、だったらあたし帰るね。」
そう言って立ち上がろうとする
はあ?帰る?
――グイッ
「待てよ。」
つい腕を掴んでしまった
だからと言って、離すつもりも無い……


