王子嫌いなお姫サマ☆



「お前さぁ、本当バカっ!」


「は?」



向かい側に座る秀哉からのキツイ一言



「姫を助けるのに、そんな『彼氏』とか言う資格が必要なわけ?」


っッ!!



「好きなんだろ!だったらそんな事関係無しに助けてやれよ!!」



「……秀哉」



「正直さ。俺も納得してねぇんだわ。」



秀哉が頭を抱えながら話す



「完璧、姫何か悩んでるよ。じゃないと龍と別れたいなんて言うはずねぇし。」


秀哉………。


「俺に何が出来るかな…」


嫌われてしまっている今の俺に……。



「わかんねぇ―けど。何もしてやらないよりはいいんじゃねぇ?」