「藤宮っ!!」 「は?なんで黒田まで?」 秀哉と一緒に来たのは黒田だった 「結城さんから変なメールが届いたの!!」 結城さん?あぁ、雫のお兄さんか。 「変なメールって?」 「これ。」 そう言って黒田の携帯を俺に手渡した 『雫を頼む。』 たった一文。 「ど、どういう意味だよ?」 雫を頼むって―…… なんか…ヤバくねぇ―か? 「とにかく姫ん家行くぞ!」 そう言って秀哉が走り出した そして俺と黒田も急いで後を追った