「……な…んで…ここに……?」 声がうまく出ない 喉がカラカラだ。 「さっき、結城さんからメールがきてて、『雫を頼む。』って書いてあったから…ッ…だかッ…らッ……」 泣き出す美結の変わりに、龍が話始めた 「それで黒田が雫ん家に行こうとした時に、秀哉とたまたま会ったみたいで……その後、俺に連絡くれて雫ん家いったら、救急車が止まっててさ………」 「ねぇ―っ!!雫!結城さん!結城さん!どうしちゃったの!ね――!!」 「おい!止めろって。」 叫び出す美結を落ち着かせようとする秀哉くん