王子嫌いなお姫サマ☆



――――――――――……


――スゥ―…



隣で優しい寝息をたてながら、気持ちよさそうに寝ている雫



痛かっただろう……


俺らがひとつになった時、涙を流していた



それでも必死に俺を受け入れてくれた



……にしても。


昨日の雫、めっちゃ可愛かったよな―…


自然と顔が緩む



……優しく出来ただろうか?


なんか途中から止まらなくなってたからな……



少し、反省……



「よく頑張ったな……。」



雫のサラサラな髪をゆっくり撫でる



「………んっ」


……あっ。起きたか?