「……だい……じょうぶ……ッ……」 息を上げながら、絶え絶えにそう伝えてくる 本当は限界に近いはずなのに…… 必死に俺にしがみつく。 そんな真っ赤な雫が可愛い 雫が本当に愛しくて…… 優しくするって決めてたのに、俺の理性は言うことをきかなくて…… でも雫に出来る限りの優しさを注ぎ込んだ。 「愛してるよ。雫……」 本当に愛してる。 「っ、あたしも…愛してる……。」 涙目で優しく微笑みながら、俺にそう言った この時、改めて決めたんだ 一生愛し続けるって……… そして俺と雫はひとつになった