王子嫌いなお姫サマ☆



だんだん会話のトーンが下がっていってる


「はぁ―…。もう、いいよ。」


「えっ……。」



そう、ため息混じりに言った龍は来た道をまた引き返して行った



そんな龍をあたしは引き止めることも出来なかった




自分の情けなさに心が痛んだ



必ず私の家まで送ってくれる龍が、初めて途中で帰った



その事実が、龍がどれだけ怒っているかを物語っている



龍はあたしをちゃんと支えてくれてたのに……


あたしは自分のことばかりで……



………最低だ。あたし……。






いつもは2人で帰る道を、今日は寂しく1人で帰った


龍が隣に居ないことが、こんなに寂しいことなんて……初めて知った。