─────…… あれから…何日が経っただろう。 いつのまにか、たった2週間ほどの冬休みは終わっていて。 気付けばー…キスしたあの日から綾芽と一度も逢っていなかった。 違う。 俺は…自分の意思で、綾芽に逢うことを避けていた。 ホントは避けられていること、わかっていたけど。 何とか、自分で自分を正当化しようとしてたんだ。