「じゃあな…!」

「うん…、じゃあ…」

「そんな顔するな!お前はこれからは俺のこと気にせずに夢を追えばいい」

「わかった…」






私、花塚 麻友は今この瞬間に大好きな君、
そう
西嶋 光輝を手放して


を追うと決めた・・・


はずだった。



でも、無理だよ…

何日たっても
光輝の顔が
声が
笑顔が

忘れられないの・・








*翌日

私は全然寝れなかった。

寝れるわけがないよ・・・


あの時別れたくないって言えばよかったのかな?

自分の夢よりも
光輝の隣で光輝の夢を応援しとけばよかったのかな?


そんなことを考えているといつの間にか学校
しかももう昼休み・・笑

笑いごとではないけどわらえてくるよね(笑)


「まゆーー、ご飯たべよ♡」

「……」

「ねーって!」

「…!あっ!」

「なんかあったあ?」

「いや~…」
「あったね~」