○柚夏side○




なんか知らない間に変な女がココに来てた。



しかもなんか会ってそうそう怒鳴られるし・・・・

変な奴・・・・・・・。





「夜ごはん出来たって~♪」



そう言って空はかけよってくる。



空は別に女って感じがしない。

女部屋よりも男部屋にいる時間のが絶対長い気がする。

別に空だって女より男の方がイイって奴だし。



だから、余計今回ココに来た奴は厄介だった。

なんか、めっちゃめんどくさそうだし。

髪の毛長すぎ。


見ててこっちがうざかった。


だからつい正直に言葉が出ちゃって。



「ふーん。てか声うるさっ。うざいんだけど」




って素で言った。


別にそいつを気にしてるんじゃなくて、これで泣かれたら後々だるい。



そしたらすぐ空に言われた。



「ほら。柚夏キレないの~!」




「いや。別にキレたわけじゃねーし。」




そうして、その女に目を向けるとやっぱり下を向いていた。



あーぁ。だから女はだるいんだよな。




「大丈夫か?あげは。」


玲夏がすぐにフォローに入ると女は何か言っていた。



「・・・・・・・なよ。」