恋〜彼と彼女の恋愛事情〜



「あ、・・・」

ん?気が付いてくれた?

「舜が起きたみたいだから」

「あ、うん」

「じゃ、また明日」

「うん、おやすみなさい」

携帯を切ってから

・・・暁。結局ドラえもん講座で終わってしまったんですけど・・・。

ドラミちゃんの好物はメロンパンとか・・・覚えちゃったよ・・・。

似てないものまねとか面白かったけど・・・数学聞きたかったのに・・・。


わからないところがあって電話すると3回に1回くらいしか、まともに答えてくれない。

後で聞いてみたら

「だって、純と話するのに勉強ばっかりじゃ、つまんねぇもん」

と言っていた。

でも・・・脱線しすぎじゃ~。

と思ってた。



メールを読み返してると本当にくだらないことばかり。

でも、どのメールにも『好き』の気持ちは溢れていて・・・もっと早く気がついていれば良かった。

素直になれたら良かった。

「好き」

って1回も言えなかったな・・・。

言ってたら何か変わってたのかな・・・。



ピピピピピ。

朝の目覚ましがなる。

「起きなきゃ」

体がだるい。

今までなら毎日学校に行くのが楽しくてしかたなかったのに。

今日は行きたくない・・・それが本音。

でも、未那に会って話もしたいし。

結局未那にメールできなかった。なんて連絡していいのかわからなかったし。


それに、暁に会いたい。

振られたのに未練がましくて、自分が嫌だけど。

見たら泣いてしまうかもしれないけど、それでもやっぱり会いたい。

まだ、こんなに好きなのに・・・。


私は重い体を引きずって、準備をしてから家をでた。