次の日、 理科の授業の時の事だった。 先生の気まぐれで実験をする事になり、 実験室に向かう。 「はい。じゃあ番号順に席に着いてください」 いそいそと指定された席に座る。 「……あ」 私の隣に座ったのは梓だった。