「…じゃなくて。俺はお前の色鉛筆で描く作品が好きだけど?」 色鉛筆―サトル君が買ってくれたスケッチブックを使ってよく色鉛筆でいろんなものを描いている。 本当はそのとき、絵具やコピックがなくて持ち歩いていた色鉛筆を使って描いてたんだけど、 その絵をサトル君が褒めてくれたから色鉛筆で描くようになった。 「お前は色鉛筆と相性がいいのかもな。」 サトル君がポツリと呟く。 「色鉛筆って…小学生じゃないんだから…」 「優しさがあるってことだよ」 サトル君がそう言うなら…ちょっと嬉しいかも。