暖かい日差しがバックに白杉は苦いものを食べたような顔をして数学のプリントをじっと見る。 その顔を見て、俺は笑ってしまう。 その顔、中学の時から変わんねぇな。 すると、白杉は俺の視線に気づく。 「どーせ分かんないんだろ?」 俺は鼻で笑う。 お前のことなんかお見通しって。 「教えてやろうか?」 からかうように俺が笑うと白杉は 「自分でやる」と言いきって机に向かった。