「あーひまやー」

見渡せば、しーんとしたリビングに全然、使っていないキッチンが見える。

テレビ見てもおもない。
漫画も飽きたー。

停学くらって大人しく家におる自分を自分で褒めてやりたい。

「どっか行こかな」

考えるのも面倒になり鍵を手に取り外に出る。
冷たい風が頬をすり抜けていく。

「さっぶ!」