今日もあたしは一人で彼の帰りを待つ。



だけど…帰ってこないのはわかってる。





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貴史へ


お仕事お疲れ様!

ご飯作っておいたから
良かったら食べてね。


綾より

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冷めちゃったご飯にラップをして手紙を置く。



そして朝まで待って一人で帰る。




あたし…なにやってんだろう。