あれから1年、私は彼と週に1度のペースで食事をし、週末は、この部屋に足を運ぶ。

そして当たり前のように、彼と身体を重ね合わせる。


彼からは――


否、お互いに。

『付き合おう』とか『好きだ』とかいう類の言葉を、口にしたことはなかった。


彼は私に合鍵を渡した以上、この部屋に他の女を呼ぶつもりはないのだろう。

私と会っていない間の彼の行動を詮索する気はないが、今まで不審に感じたことは1度もなかった。