「やっぱり!応援するかんね!プッシュしちゃお♪」

桃子はすでに彼氏という存在がいる。

1つ上の先輩らしい。

あたしはというと…。

告白されることはあるけど、付き合うことは拒んだ。

だって…あたしは翔くんのことがすきだったから。

同じクラスになって、隣の席になって、たくさん話して。

だんだん彼に惹かれていった。

翔くんが笑うたびにドキドキするし。

でも、すきとは認めたくなかった。