もう・・・つらいよ・・・・

 そう思ったのは昼休みのころ。

 消しゴムがなくなり・・・ならまだしも

 筆箱全部なくなってしまった・・・・・・・・・・

 私は・・・・・・・・・もうどうすればいいの?

 そういう思いが脳内をかけめぐる。

 あれほど怒られたのにまだ懲りてないって思いますか?

 もう、いいや・・・・・

 私は保健室に行った。

 「すいません。先生」

 保健室の先生は、さっ振り向くと、微笑んでくれた

 「どうしたのかしら?珍しいわね」

 私はめったに保健室に行かない・・・

 というか、もしかして保健室は初めてきたのかもしれない。

 「早退したいです・・・・・・・・」

 低く呟く・・・・・・・

 「そう?息抜きは大切よ?」

 何かを察した保健室の先生は、すぐ、早退の手配をしてくれた。

 私は流れに沿って動く。

 家に帰り、私はふっと、手帳を見つけた。

 母親のものだが、少し内容を・・・・・

 まぁ、その時は少し、ほんの少しの悪戯心だったのかもしれない