双子は魔法使い!?

わしの悪い癖じゃの。

1度気になり出したら止まらん。

ここは1つ、本ひとらに聞いた方がええかわからんのぉ。

そう思うたわしゃぁ席を立ったんじゃ。

「トイレ?」

「ええや、双子たちとちぃと話してくる」

不思議そうに眉をひそめるリキに笑いかけると、わしゃぁ双子の席へと歩み寄ったんじゃ。

「おう、昼飯の最中にすまんな」

声をかけると、双子は不思議そうな顔をしたんじゃ。

「何か用か?」

佐藤過去が聞いた。

「実は、われたちと話がしたいんなんじゃ。

ちぃゆいか?」

双子は顔を見あわせると、首を縦に振ってうなずいた。

○o。龍之介Side。o○END