「やっぱり晶くんが居ると賑やかで良いねぇ〜」

「うんうん。咲もいつもよりお喋りになるしねぇ……」

いや、話すには話すのだが眠すぎて話のテンポが遅いのだ。

「だって眠り姫だもんね?
慢性的に眠そうにしてる」

「眠いもんは眠いの!」

ご飯茶碗を持ったまま、ふん!と胸を張り、威張る姫。

「小さいくせに、そこで威張るな!」

「うぅ……」

身長の大きい晶に怒られ、姫が再度落ち込む。

「いやぁ……本当に晶くんが居ると賑やかだねぇ……」