どスケベやけど…Final

「あの…何か、お手伝いします。」


「そ?じゃあ、そこの食器、テーブルに運んで?」


「あ、はい。」


シンクの横に置かれた三人分の食器とお箸。


それを持って、テーブルの上に並べる。

「麻衣さんは、太一が起きた時、二人でゆっくり食べ?
お父さんは、いつもこの時間やし、修司は仕事やから、先食べるな?」


「はい。」


「麻衣さんは、ご飯とか作るん?」


ドキッ!


「いえ…そんなには…。」


「そう。ほな、お母さんに一杯習っとき?今は、ようても子供出来たら、作らなあかんから。」


お義母さんが微笑む。


「はい。」