どスケベやけど…Final

洋服に着替えて、リビングへ行く。


「おはよ。」


台所から、美味しそうな匂いと共に、お義母さんの声がした。


「あの…おはようございましゅ。」


ひゃあ!!


噛むなっ!私。


「いつも、こんな時間に起きんの?」


「いえ……。」


いつもは、夢見る事なく、爆睡してる時間……。


「素直やね、麻衣さんは。」


煮物らしき物を作る匂いがする。


「すみません…。」

「ええよ。気を使わんでも。あの子、見てて分かるやろ?
うちは、そのまんまやねん。全然、気を使わんでええねんで?」


「…はい。」