『何やの、あんた!いきなり電話してきて結婚て…。
まさか、あんた……腹ませたんか?』


やっぱし、そうきたか…。


「いや…ちゃうねん。
相手は、現役の大学生や。」


『だっ…だっ…大学生ぃ?』


「気、確かにな?
別に騙してへんで?普通に純愛やで?」

間違うてへんもん。

純愛やで?


なあ?読者さん。


おかんに聞かれても、『うん。』言うとけよ?
裏切り無しやで?


『ほんで?
相手の両親は、何て言うてんの?』


「ホンマの息子の様に思うてくれてて、同棲するんやったら、結婚したら?って言うてくれてるわ」

『そうなん?
それやったら、お父さんに話ししとくから。
まさか…コギャルとか、メイドみたいな子やないやろな?
そんなんやったら、反対やで?』


メイド…。


おかんも、そんな言葉知っとるんかいな。


俺が、ビックリやわ。