「麻衣~、こっち向いて?」 相変わらず、少し離れて体育館座り。 「やだ…。」 すぅい~~。 麻衣の背中に、ピトッとくっついた。 「ひゃあ!」 体をビクつかして、悲鳴を上げた。 「麻衣、もうええ加減ラブラブしようや?」 体育館座りの麻衣を俺の方に引き寄せた。 「きゃあ!」 バランスを崩して、俺の胸の中にすっぽり納まった。