『イケ・・・メ・・・ン?よくわからんが、私は会ったことはないぞ。双黒の者を覚えていないはずがないからな。』
『そうだよね、あたしも一度会った人はあんまり忘れないし。誰かに似てるような気がするんだよね。あ、そういえば自己紹介がまだだったよね。あたし北浦雨、雨って呼んで。』
『私はシルバー・コンバートだ。シーバーと呼んでもらって結構だ。』
コンバート?コンバートってたしか・・・
『ええ!?コンバートってディーンと同じだ。もしかして親戚とか?』
『ディーンとは前国王のご長男ディーン閣下のことか?』
『そう!そっか誰かに似ていると思ったらディーンに似てたんだ。そう言えば目元とか口元とか似てるかも。』
『閣下とどういった知り合いなんだ?』
『えっと、まあ何というか婚約者です。あ、ちなみに一応マサルドリア女王ってことになってます。』
照れながら言うと、シーバーは急に床に土下座した。
『申し訳ありません!女王陛下とは知らずに数々のご無礼をお許しください。』
『ちょ、ちょっと止めてよ。許す、許すから土下座は止めて。』
『はい。新国王陛下は女性の方だと噂で聞いてはいましたが、まさか双黒だとは存じ上げませんでした。』
『シーバーはなんで人間の国になんていたの?』
『私は・・・魔族の裏切った者なのです。』
『裏切ったって人間の味方なの!?』
『いえ、私はどんな時もマサルドリアへの忠誠心を忘れてはいません!』
『だったらなんで?』
『私は・・・人間の女を愛してしまったのです。そして祖国を裏切り女の元に行ってしまいました。』
『それだけ?』
『それだけって、陛下はお怒りにならないのですか?』
『シーバーは人間に魔族の秘密とか教えて戦争に有利になるようにしたの?』
『そんな事はありません。』
『そうだよね、あたしも一度会った人はあんまり忘れないし。誰かに似てるような気がするんだよね。あ、そういえば自己紹介がまだだったよね。あたし北浦雨、雨って呼んで。』
『私はシルバー・コンバートだ。シーバーと呼んでもらって結構だ。』
コンバート?コンバートってたしか・・・
『ええ!?コンバートってディーンと同じだ。もしかして親戚とか?』
『ディーンとは前国王のご長男ディーン閣下のことか?』
『そう!そっか誰かに似ていると思ったらディーンに似てたんだ。そう言えば目元とか口元とか似てるかも。』
『閣下とどういった知り合いなんだ?』
『えっと、まあ何というか婚約者です。あ、ちなみに一応マサルドリア女王ってことになってます。』
照れながら言うと、シーバーは急に床に土下座した。
『申し訳ありません!女王陛下とは知らずに数々のご無礼をお許しください。』
『ちょ、ちょっと止めてよ。許す、許すから土下座は止めて。』
『はい。新国王陛下は女性の方だと噂で聞いてはいましたが、まさか双黒だとは存じ上げませんでした。』
『シーバーはなんで人間の国になんていたの?』
『私は・・・魔族の裏切った者なのです。』
『裏切ったって人間の味方なの!?』
『いえ、私はどんな時もマサルドリアへの忠誠心を忘れてはいません!』
『だったらなんで?』
『私は・・・人間の女を愛してしまったのです。そして祖国を裏切り女の元に行ってしまいました。』
『それだけ?』
『それだけって、陛下はお怒りにならないのですか?』
『シーバーは人間に魔族の秘密とか教えて戦争に有利になるようにしたの?』
『そんな事はありません。』

