先生のビー玉

恭子が待つ公園へ向かう。

ベンチに座り、携帯を眺めている恭子。

コソリと後ろから近寄り…

「彼氏にメール?」

「わっ!」

「彼氏?」

二人に攻撃されただただ驚く恭子。

「んなんじゃないわよ」

慌てて携帯をしまう恭子。

「つまんない」

貴子がぼやく。

「それはそうとお腹すいちゃったから行こうよ」

恭子が立ち上がる。

「どこ行く?」

佳奈が言うと、

「いつものトコでいいんじゃない?」

と貴子。

「だね」

恭子と佳奈、頷くといつもの喫茶店へ向かった。