神田が彼女に連絡を取るが…

携帯に出ない。

先ほどまでの浮かれた気持ちはすっ飛び、どうしようか考えていると…
神田に一喝された。
気になるのなら、彼女の携帯を知っているのなら気付いた時点でかけろと。

しばらくして彼女から電話がかかってき…

神田と話していたが、途中で取り上げどうしたのか聞いたが、いつも通りの彼女の声だ。
いや…少し暗かったのかもしれない。

それから急いで彼女の居場所へ向かった…

が、俺には何も言ってくれなかった。



はっきり言ってショックだった。



俺は力になれないのか?



とにかく、教師としても男としてもショックだった。



神田が言ったことが本当だったのかそれは今になってみれば分からないことなのだが、もし安藤がやったことだとしたら…

俺は絶対に許せなかった。
だからだろうか…
安藤が隣で話しているのよりも、後ろで笑っている彼女の方が気になっていた。


その後で、もっと自分の気持ちに気付くきっかけとなることが起こった。