風が吹く中で

「…由岐」


「えっ」


「由岐、お前は俺の側にいるのは嫌か!?」


「ちょ…雅人さん」

「そんなに嫌か?子の部屋に入るのも!」


「お…落ち着いて」

「…」


「待って!!お願い」