先生が起きてきたのは
2時近く
ちょうど 青波がお昼寝で
私の腕の中
うとうとしてた時だった
青波を横抱きにして
リビングをユラユラ歩いてると
ガチャンってドアが開き
ムッスーとした顔の先生が
パジャマ姿のまま
ボリボリお腹を掻きながら
入ってきて
ドアの音に反応した青波が
私の胸元を掴み
よじ登るように身体を起こし
「ぱっぱぁ、ぱっぱぁ」
パパの顔見て嬉しそうに
足をバタバタさせた青波を
たて抱きに直した
先生は渋い表情のまま
「頭いてぇ」と
かすれた低い声を出し
ダイニングテーブルに
こめかみ押さえて座った
「……大丈夫?」
そう声をかけると
「うー……」
唸るような声で返事して
テーブルにひじをつき
こめかみ押さえたっきり
身動きしない
「ウコン飲む?」
「うー………」
飲むのか飲まないのか
わからなかったけど
とりあえず冷蔵庫から出し
テーブルに置いた
「お腹すいた?
なにか作る?」
先生はノロノロ
ドリンクのキャップを
開けながら
「いい」と呟いた
「じゃ私、青波とお昼寝だから
なんかあったら呼んでね」
腕の中の青波は
パパを見てすっかり目が冴えたみたいだけど寝室に連れて行った
二日酔いのパパと一緒にいたら
ちょっとのことで
うるさいって言われるのが
オチだし…………



