………なんでだろう?
私たち一応
しっかり恋愛して
結婚したのに
いろんな障害を乗り越え
結ばれたのに
先生なんて
カナさんの事で
私が終わりにしたい
って言ったら
離れたくないって
泣いてすがったことも
あるクセに―――――――
貞子って………
あんまりだよーっ
これって
釣った魚に
餌をやらないってヤツ?
ムッスーと怒りながら
脱衣所で青波の身体を
拭いてると
ワシワシ
髪を拭きながら
パパがこっちを見てる
「……なによ?」
ジロリとパパをにらむ
こうやって裸でいても
恥ずかしくないって時点で
男と女として
終わってんのかな?
パパは ふっ…と笑って
「べっつにー」
「今、笑ったでしょう?
なによ~、気になるじゃん」
「何でもねーよ
ほら、さっさと青波
着替えさせろって」
腰にバスタオルを巻く
パパを横目でにらみ
「……感じわるーい」
青波に服を着せてると
脱衣所を出ようとしたパパが
こちらを振り返り
「イチ」
「ん?」
「今夜、エッチしよーね」
「はあっ!?」
驚いた声を上げた私を
イヒヒと笑い
パパは脱衣所を出て行った



