あっけに 取られてる私に
ネネちゃんママは
「青波は何かやらないの?」
何かって……
「いや、だって
青波はまだ1才半だし……」
「1才半だって早くないよー
英会話って言っても
歌って踊って
遊びながらだからー」
「そうだよー
他にはベビースイミングとか
子供の可能性を広げるためにも
絶対、何かさせなきゃ
ダメだよー」
………絶対、ですかぁ?
チラリとお砂場の
青波を見る
女子に囲まれて
ポヤンとした顔を見れば
……可能性…って……
ねぇ?
「とりあえず見学とか
おいでよー
絶対、楽しいからー」
お昼が近づいたので
それぞれ公園を出て
家路につく
ネネちゃんママは
英会話教室に乗り気で
マアヤちゃんママに
詳しく話を聞いてた
青波を乗せた
ベビーカーを押しながら
……見学、行かなきゃ
カドが立つかな?
だけど、夜泣きも
落ち着いてないのに
英会話教室って
私の体力が持たないなぁ…
月謝だってあるだろうし
ああ、でも
ネネちゃんがマアヤちゃんと
英会話教室通い出したら
二人の関係が
(二人とはママたちの事)
密になって
私、弾かれちゃうかな?
別に私が弾かれてもいいけど
私が弾かれる=青波が弾かれる
という式が成立する……
それはダメだ……
なんかママ同士の付き合いって
子供を人質にされてるみたいだ



