ラブリーホーム*先生の青③




ご飯と味噌汁と
目玉焼きとウインナー
朝食は ほぼ毎日同じメニュー



ダイニングテーブルで
朝食に箸をつける郁弥くんを
流しでフライパン洗いながら
盗み見る



……先生と青波になら
別に気になんないけどさ
郁弥くんに2週間
ほぼ同じメニュー
食べさせるって どうよ?



「んっぎゅーまんまぁ」



青波は郁弥くんが
気になる様子で
私におんぶされながら
下ろせーって
ジタバタ足を動かしてた




郁弥くんの隣で
一緒に朝食をとってた先生が



「朝はオレが学校まで
車で送るけど
帰りはバスわかるか?」


「はい。大丈夫です
歩けない距離でもないし……
それに朝だってボク
バスで大丈夫だよ」


家から郁弥くんの学校まで
徒歩40分といった
ところだろうか



「ついでだから遠慮すんな
帰りだけは
気をつけてくれよな」


郁弥くんの目を
しっかりと見て
言う先生は
すっかりお兄さんだな


教師って職業柄かな?
先生だって弟とはいえ
会ったばかりなのにさ


「はーい」


返事をする郁弥くんは
子供らしい素直な感じだ



……やっぱり
打ち解けるのが早いのは
二人の性格かなぁ?
兄弟だし



悶々と考えてると
「ごちそうさまでした」と
重ねた食器を郁弥くんが
運んできた



「あ、はい」


わたわたと食器を受け取り
流しに置く


「青波く~ん」


人差し指でツンツン
青波の頬を突っついてから
郁弥くんはキッチンを出た