ラブリーホーム*先生の青③





お言葉に甘えて
布団の中から
青波を寝かしつける先生を
じっと見つめた



もう二人で会わないって
言ってるんだし


許せばいいじゃん


ケンカは疲れる
穏やかなのが一番だ


ここで もういいよって
私が一言言えば済む


好きかと訊かれたら
好きだと答えればいい


結局は好きだから
腹も立つんだ


………でも、言える?


いや、まだ言えない……


ダメじゃん、私




青波を寝かしつけ
先生がまたスルリと
布団に入ってきて
ギュッと抱き着いてくる



チュッて頭にキスされて
もう観念する気持ちで


「わかったよ
もう怒ってないから
自分のベッドで寝て」


ポンポン
なだめるように
先生の肩を叩いた


「やだ」


先生は抱き締める腕をゆるめ
顔をのぞき込み


「好きだ、イチ」


じっと見つめるその目は
答えを求めてる


私は呆れた気持ちで
「はい、はい」って呟いた


「『はい、はい』ってなんだよ
ちゃんと言わなきゃ
許さないぞ」


……ちょっと待て
いつから形勢逆転?
なんで私が先生に
許さないぞ
なんて言わなきゃならないのっ