車の中で、咲哉さんにプレゼントを渡した。
クリスマス用にラッピングされた、包装紙をゆっくり開けていく咲哉さん。
ちょっとドキドキする……。
包装紙の中から出てきたストラップ。
「携帯ストラップ?」
「うん。咲哉さんの携帯ってストラップ付いてなかったから……」
「ありがとう。嬉しいよ」
咲哉さんがストラップを手に持って、笑顔で私を見た。
喜んでもらえて良かった。
「ねぇ?付けてみて?」
「あぁ」
咲哉さんは携帯にストラップを付けた。
携帯を持つたびにストラップが揺れて、シルバーのチャームが光る。
「ありがとう」
「いいえ、どういたしまして」
私はニコッと微笑んだ。
「咲哉さん?アドレスの交換しよ?」
私はそう思いきって言ってみた。
「あっ!そうだね」
咲哉さんは笑顔でそう言った。
私と咲哉さんは赤外線でアドレスを交換した。



