【キミ愛 もうひとつのLove story】光のある場所へ―穗乃ちゃんside―





「でも……イヴに私と一緒にいてもいいの?」



そう言って、ミルクティーを一口飲んだ。



「どうして?」


「だって、イヴだよ?奥さんやお子さんと過ごさなくていいの?」



柴本が何歳なのか知らないけど、見た目は私のパパくらいだ。


だから結婚して奥さんと子供がいてもおかしくない。



「俺、独身だから」


「そうなの!?」


「結婚して、奥さんや子供がいたらこんなことしないよ」



柴本はクスッと笑って、コーヒーを飲んだ。


独身だったんだ……。


"奥さんや子供がいたらこんなことしない"


この人も寂しい人なのかな?


私はミルクティーを飲みながら、柴本をチラッと見た。


でも、もし本当に寂しい人でも誠実な人なら女子高生をお金で買ったりしないか……。