注文したものが運ばれてきて食べ始める。
お店のオシャレな時計の針は"16時20分"を指していた。
昼食でもない晩ごはんでもない中途半端な食事。
「柴本さん?仕事は?」
クリスマスとはいえ平日。
しかも普通の会社なら、まだ業務は終わってないはず……。
「アヤちゃんに会いたかったから早退したんだ」
そう言ってニヤリと笑う柴本。
キモイ。
でも……。
「そうなんだぁ」
と、笑顔でそう言った。
「なんてね。今日は日帰りの出張出で、直帰の予定だったんだ。思ってたより早く終わったから……」
「そうだったんだ……」
「アヤちゃんに会いたかったのは本当だよ」
そう言って、柴本は再びニヤリと笑った。



