【キミ愛 もうひとつのLove story】光のある場所へ―穗乃ちゃんside―




目に飛び込んできたのは、ベッドの上に座った咲哉さん。


咲哉さんの腕の中に光璃がいた。


目に涙をいっぱい溜めて"ヒクッヒクッ"となってる。


指を"チュッチュッ、チュッチュッ"吸ってる光璃。


片方の手は咲哉さんの腕をギュッと握っている。


そんな光璃の背中を優しくポンポンとしてる咲哉さん。



「おはよ」


「おはよ」



私の挨拶に眠そうな目だけど笑顔で応えてくれる咲哉さん。



「起こしちゃったみたいで……ゴメンね……」


「いいよいいよ。穗乃ちゃんもこっちおいで?」



咲哉さんは笑顔で片手を私に差し出してきた。