ベッドの中――。
咲哉さんと向かい合わせに寝転ぶ。
「穂乃ちゃん……。昨日はゴメン……」
私は微笑んで、無言で首を振った。
「実は……瑞樹から穂乃ちゃんの家族のことを聞いたんだ……」
えっ?
「川瀬さん……から?」
どうして川瀬さんが私の家の事情を知ってるの?
咲哉さんは川瀬さんから聞いたことを全て私に話してくれた。
「そっか……」
話を聞き終えて、私はそう呟いた。
川瀬さんのお父さんも会社の社長さんで、パパの会社と繋がりがあるんだ……。
「穂乃ちゃんとのことを、穂乃ちゃんのお父さんに話しておきたかったんだ……」
咲哉さんはそう言うと、昨日のことを全て話してくれた。



