【キミ愛 もうひとつのLove story】光のある場所へ―穗乃ちゃんside―





「苦しめるとか、迷惑とか……俺はそんなこと思ってない……。ただ、穂乃ちゃんと一緒にいたいだけなんだ……」



咲哉さん目に涙をいっぱい溜めて、そう言ってきた。


私の肩を掴んでいる手に力が入る。



「咲哉さん……」


「頼む……俺を1人にしないでくれ……。俺の傍にいてくれ……頼むから……」



咲哉さんの手が肩から離れて、床にズルズルと倒れ込んだ。


そして私の両腕を掴んで、顔を上げる咲哉さん。


私は咲哉さんを見下ろした。


咲哉さんが私を見る顔は凄く切なくて……。



「穂乃ちゃん……俺を1人にしないで……」



そう訴える目は、凄く悲しそうで……。



「咲哉さん……」



私は咲哉さんの頭を優しくそっと包み込んだ。


ゴメンね……。


咲哉さん……ゴメンね……。