【キミ愛 もうひとつのLove story】光のある場所へ―穗乃ちゃんside―




咲哉さんが私の隣に席を移動した。


咲哉さんが座ってたとこに彼が座る。



「初めまして。川瀬瑞樹です」



笑顔で挨拶した川瀬さん。



「は、初めまして……。神崎穂乃香です……」



私は頭をペコッと下げた。



「宜しくね。穂乃ちゃん」



川瀬さんはニコッと微笑む。


カッコイイ……。


って、私、何考えてんだろう。


咲哉さんがいるのに……。



「あ……宜しくお願いします……」



自己紹介が終わったとこで、メニューを見て、注文した。