【キミ愛 もうひとつのLove story】光のある場所へ―穗乃ちゃんside―




国道沿いのサ○ゼ。


サ○ゼの駐車場に咲哉さんは車を駐車した。



「中で待ってようか?」


「うん」



咲哉さんと私は車から降りて、店内に入った。


さっきの電話の人も来るらしい……。


禁煙席がいっぱいで座れず、喫煙席になった。



「喫煙席で大丈夫?」


「うん、大丈夫だよ」



そう言いながら、案内してもらった席に、とりあえず向かい合わせに座った。