涼が








黒髪→金髪になってる







「涼!お前最高!!やるじゃん!!」

椅子をガダッと音をさせて立ち上がると涼の髪を触りながら成田はバカ喜び

あたしはまた眉間にシワ

「どぉーだ?似合うか?」

「似合う似合う!!お前カッコいいよ!!」

そういうお前は誉め上手だよ…成田…

私は心の中で囁いた

はぁ…

「…あれっ?なんか反応薄いね、彼女なんだからなんかないの?」

涼の声だ

「…待って……あたしに言った?」

あたしは地獄の底から這い上がって来たような声で言った

「うん、淳は俺の彼女!」

そう言ってにこっと笑う涼

瞬間

成田は頬を両手でおさえて“ムンクの叫び”

クラスがざわめいた

あたしはびっくりして、クラスの空気と成田の視線から逃れたくなった

「あんた…ちょっと来て」

あたしはぐいぐい涼の腕を引いて廊下に出た