「え? あ、うん。……え? 生徒会って、あの堅物ばっかり集まるっていう?」

まさかの単語"生徒会"によって俺の頭が混乱しています。だって生徒会っていうのは秀才が入る所なわけで……。

「たしかにそうらしいんだけど、俺は先生に生徒会入れって言われてさ。そんで蘭が一緒に入ってくれればなぁって……駄目?」

手を軽く握り真っ直ぐと目を見つめられる。その真っ直ぐな視線に目を奪われたままの俺はこう答えた。

「はい、よろこんで」