「玲、待て」

「はい!」

「洗うのが先。次に半分に切って皮を剥け」

玲の顔を見るときょとん顔。本当に大丈夫か!?

「……大丈夫か?」

「えっ、あ、はい。大丈夫です」

大丈夫と言うなら少し様子を見てみよう、と万能ネギを取りだし、洗ってから切り始める。これくらいならお手のものだ。

「先輩早いですね」

ピーラーでなにやら小さな塊を作り出していた玲が俺の作業に感心している。待て。

「玲、その皮……」

「えっ?」

何でそんなに分厚く剥けているのか小一時間ほど問い詰めたい。