と言いつつベッドに横になり、頬杖を付く涼。

「俺もう帰りたい……」

「ははっ! そりゃ、落ち込みすぎだろう!」

「明日はもっと凄いことしちゃうかもしれないもん!!」

「大丈夫じゃね?」

「……」

「まぁ、気にするな。ほら、ここおいで」

黙り込む蘭に向かって、自分の寝転ぶベッドの自分のすぐ隣をポンポンと叩く。ここにおいで、と言うことだ。

「え゙……?!」

「そんなに思い詰めるんだったら、ここに来ることがせめてもの罪滅ぼしだと思えば良いだろう?」

渋る蘭に言い聞かせ、自分のすぐ隣に来い、と促す。
すると蘭は、何だか納得したかのようにすぐ隣に来た。

「よしよし」